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생물

EJU생물 주요지문 0. 생물기초 生物基礎

by 솔 바람 소리 2021. 4. 15.

생물기초 生物基礎


001. すべての生物せいぶつは、細胞さいぼうからできている。

002. 細胞さいぼうは、細胞さいぼうまくつつまれた構造こうぞうをしている。

003. 細胞さいぼうにはかくやミトコンドリアなど様々さまざま構造こうぞうたいがある。これらを細胞さいぼうしょう器官きかんという。

004. かく細胞さいぼうかく細胞さいぼうといい、このような細胞さいぼうからなる生物せいぶつかく生物せいぶつという。

005. ひとつの細胞さいぼう構成こうせいされる生物せいぶつ単細胞たんさいぼう生物せいぶつという。

006. 複数ふくすう細胞さいぼう構成こうせいされる生物せいぶつ細胞さいぼう生物せいぶつという。

007. おおくの生物せいぶつでは、たまご精子せいしなどの生殖せいしょく細胞さいぼうをつくり、これらが受精じゅせいしてあたらしい個体こたいしょうじる。

008. 外部がいぶ環境かんきょう変化へんかしても、体内たいない環境かんきょう一定いってい範囲はんいない維持いじしようとするはたらきを恒常こうじょうせいという。

009. 単細胞たんさいぼう生物せいぶつのなかには、分裂ぶんれつして増殖ぞうしょくした一定いっていすう個体こたい集合しゅうごうたい細胞さいぼうぐんからだ)をつくり、ひとつの生物せいぶつのように生活せいかつしているものがある。

010. 植物しょくぶつ細胞さいぼうには光合成こうごうせいをおこなう細胞さいぼうしょう器官きかんであるみどりたいがある。

011. かくがない細胞さいぼうのことを原核げんかく細胞さいぼうといい、このような細胞さいぼうからなる生物せいぶつ原核げんかく生物せいぶつという。

012. かく内部ないぶには、酢酸さくさんカーミンや酢酸さくさんオルセインで赤色あかいろまる染色せんしょくたいがある。

013. 染色せんしょくたいDNAタンパク質たんぱくしつからできており、細胞さいぼう分裂ぶんれつしていないときにはかくない分散ぶんさんしている。

014. 細胞さいぼうしつ基質きしつ細胞さいぼうない流動りゅうどうする現象げんしょうはら形質けいしつ流動りゅうどうという。

015. 細胞さいぼうない有機物ゆうきぶつからエネルギーを役割やくわりっているしょう器官きかんミトコンドリアである。

016. みどり体内たいないには、クロロフィルばれる緑色みどりいろ色素しきそ存在そんざいしている。

017. 細胞さいぼうかべ細胞さいぼうまく外側そとがわ存在そんざいし、細胞さいぼう保護ほごし、かたち保持ほじする。

018. 細胞さいぼうかべは、セルロースやペクチンから構成こうせいされている。

019. 細胞さいぼうしょう器官きかんゴルジたいは、細胞さいぼうない合成ごうせいした物質ぶっしつ分泌ぶんぴつするはたらきをつ。

020. 細胞さいぼうしょう器官きかん中心ちゅうしんたいは、細胞さいぼう分裂ぶんれつ紡錘ぼうすいいと形成けいせい起点きてんとなる。

021. 代謝たいしゃのうち、外界がいかいかられた物質ぶっしつから、からだを構成こうせいする物質ぶっしつ生命せいめい活動かつどう必要ひつよう物質ぶっしつ合成ごうせいする反応はんのう同化どうかという。

022. 体内たいない複雑ふくざつ有機物ゆうきぶつがより簡単かんたん物質ぶっしつ分解ぶんかいされる過程かてい異化いかぶ。

023. ATP(アデノシンさんリンさん)とばれる物質ぶっしつ代謝たいしゃともなうエネルギーのわたしをおこなっている。

024. ATPのリンさんどうしの結合けつごうこうエネルギーリンさん結合けつごうという。

025. ATPから末端まったんのリンさんが1はなされた物質ぶっしつADPといい、分離ぶんりするさい多量たりょうのエネルギーを放出ほうしゅつする。

026. 光合成こうごうせいは、ひかりエネルギーもちいて、みず二酸化炭素にさんかたんそから炭水化物たんすいかぶつなどをつくる。

027. かく生物せいぶつは、酸素さんそもちいてグルコースなどの有機物ゆうきぶつ分解ぶんかいし、生命せいめい活動かつどう必要ひつようなATPをている。この反応はんのう呼吸こきゅうという。

028. 呼吸こきゅうにより、放出ほうしゅつされるエネルギーでATP合成ごうせいしている。

029. みどりたいは、チラコイドとストロマという部分ぶぶん区別くべつされる。

030. かく細胞さいぼう共生きょうせいした原核げんかく細胞さいぼう特定とくてい細胞さいぼうしょう器官きかんになったというかんがえを、共生きょうせいせつという。

031. メンデルは、エンドウの形質けいしつ着目ちゃくもくした交配こうはい実験じっけんおこない、遺伝いでん規則きそくせい発見はっけんした。

032. 染色せんしょくたい主成分しゅせいぶんは、DNAタンパク質たんぱくしつである。

033. DNAは、ヌクレオチドくさりじょうにつながってできている。

034. DNAを構成こうせいするヌクレオチドはリンさんとう塩基えんきからなる。

035. DNAを構成こうせいするヌクレオチドのとうは、デオキシリボースである。

036. DNAを構成こうせいするヌクレオチドの塩基えんきには、アデニン、チミン、グアニン、シトシンの4種類しゅるいがある。

037. ワトソンとクリックは、DNA分子ぶんしじゅうらせん構造こうぞうをしていることを発表はっぴょうした。

038. DNAないでは、特定とくてい塩基えんきどうしがたいをつくって結合けつごうしている。これを塩基えんき相補そうほせいという。

039. 細胞さいぼう分裂ぶんれつでは、あいだでのDNAの合成ごうせい分裂ぶんれつのDNAの分配ぶんぱいかえして増殖ぞうしょくしている。この周期しゅうきのことを細胞さいぼう周期しゅうきという。

040. 細胞さいぼうでは、DNA合成ごうせい(S)にDNAが複製ふくせいされ、DNAりょうばいになる。

041. からだ細胞さいぼう分裂ぶんれつ観察かんさつすると、あいだ状態じょうたい細胞さいぼうおお観察かんさつされる。これはあいだ時間じかんながいためである。

042. 分裂ぶんれつでは、核分裂かくぶんれつこり、つづけて細胞さいぼうふたつにかれる細胞さいぼうしつ分裂ぶんれつこる。

043. 分裂ぶんれつ前期ぜんきでは、ひもじょう染色せんしょくたいあらわれ、かく小体こていかくまく消失しょうしつする。

044. 分裂ぶんれつ中期ちゅうきには、凝縮ぎょうしゅくしてふとくなった染色せんしょくたい細胞さいぼう赤道せきどうめんならぶ。

045. 分裂ぶんれつ後期こうきには、染色せんしょくたいふたつに分離ぶんりし、染色せんしょくぶんからだ細胞さいぼう両極りょうきょく移動いどうする。

046. 分裂ぶんれつ終期しゅうきにはかくまくあらわれ、細胞さいぼうしつふたつに分裂ぶんれつする。

047. 皮膚ひふ軟骨なんこつ構成こうせい成分せいぶんであるタンパク質たんぱくしつコラーゲンという。

048. タンパク質たんぱくしつ分子ぶんしは、基本きほん単位たんいとなるアミノ酸あみのさんくさりじょうにつながってできた物質ぶっしつである。

049. 生体せいたいないタンパク質たんぱくしつ構成こうせいするアミノ酸あみのさんのうち、体内たいない合成ごうせいすることができないものを必須ひっすアミノ酸あみのさんという。

050. タンパク質たんぱくしつ構成こうせいするアミノ酸あみのさんどうしは、ペプチド結合けつごうでつながっている。

051. 酵素こうそは、おもタンパク質たんぱくしつでできている。

052. カタラーゼは肝臓かんぞう腎臓じんぞうなどにおおふくまれている。

053. 酵素こうそ反応はんのうもっと活発かっぱつになる温度おんど最適さいてき温度おんどばれる。

054. 酵素こうそ作用さようするのにもっとてきしたpHを最適さいてきpHばれる。

055. 酵素こうそ作用さようける物質ぶっしつ基質きしつという。

056. 酵素こうそは、特定とくてい基質きしつにだけ作用さようする。このような性質せいしつ基質きしつ特異とくいせいという。

057. RNAは、DNAとおなじようにヌクレオチドくさりじょうにつながってできた化合かごうぶつである。

058. RNAのとうは、リボースである。

059. RNAの塩基えんきは、チミンのわりにウラシル配置はいちされる。

060. かく生物せいぶつでは、タンパク質たんぱくしつ合成ごうせいされるさいに、DNAの塩基えんき配列はいれつうつってRNAが合成ごうせいされる。このRNAをmRNAという。

061. DNAの塩基えんき配列はいれつがRNAにうつられる過程かてい転写てんしゃという。

062. 遺伝いでん情報じょうほうは、DNA→RNA→タンパク質たんぱくしつへと一方向いちほうこうながれる。このような遺伝いでん情報じょうほうながれにかんする原則げんそくセントラルドグマという。

063. 生物せいぶつみずからを形成けいせい維持いじするのに必要ひつよう最小限さいしょうげん遺伝いでん情報じょうほうの1セットをゲノムという。

064. DNAの遺伝いでん情報じょうほうもとづいてタンパク質たんぱくしつ合成ごうせいされることを遺伝子いでんし発現はつげんという。

065. キイロショウジョウバエなどの幼虫ようちゅうせん細胞さいぼうには、だせん染色せんしょくたいばれる巨大きょだい染色せんしょくたい存在そんざいする。

066. せん染色せんしょくたいには、ところどころにパフばれるふくらんだ部分ぶぶんられる。

067. パフは染色せんしょくたい部分ぶぶんてきにほどけている領域りょういきで、遺伝子いでんしからRNAが転写てんしゃされている。

068. mRNAの塩基えんき配列はいれつタンパク質たんぱくしつアミノ酸あみのさん配列はいれつ変換へんかんされる過程かてい翻訳ほんやくという。

069. DNAの塩基えんき配列はいれつ変化へんかしょうじたり、染色せんしょくたい構造こうぞうかず変化へんかしょうじたりすること現象げんしょう突然変異とつぜんへんいという。

070. 突然変異とつぜんへんいのうち、DNAの塩基えんき配列はいれつ変化へんかすることを遺伝子いでんし突然変異とつぜんへんいという。

071. 細胞さいぼうひた体内たいない液体えきたい体液たいえきぶ。

072. 体内たいない状態じょうたいつね安定あんていたもち、生命せいめい維持いじする性質せいしつ恒常こうじょうせい(ホメオスタシス)という。

073. 脊椎動物せきついどうぶつ体液たいえきは、血液けつえき組織そしきえきリンパ液りんぱえきけられる。

074. 血液けつえきは、赤血球せっけっきゅう白血球はっけっきゅう血小板けっしょうばんけっしょうからなる。

075. 哺乳類ほにゅうるい赤血球せっけっきゅうには、かくがない。

076. 赤血球せっけっきゅうには、酸素さんそ運搬うんぱん関係かんけいするヘモグロビンふくまれている。

077. 血液けつえき有形ゆうけい成分せいぶんのうち、白血球はっけっきゅう病原びょうげんたいなどの異物いぶつたいする免疫めんえき作用さよう関係かんけいする。

078. 血球けっきゅうおおくは、骨髄こつづいつくられている。

079. ちゅう酸素さんそ濃度のうど酸素さんそヘモグロビンの割合わりあいとの関係かんけいしめ曲線きょくせん酸素さんそ解離かいり曲線きょくせんという。

080. 哺乳類ほにゅうるい胎児たいじは、胎盤たいばん母体ぼたい血液けつえきから酸素さんそっている。

081. 心臓しんぞうから動脈どうみゃくは、しだいに枝分えだわかれしてぼそくなり、末端まったん毛細血管もうさいけっかんにつながっている。

082. 酸素さんそおおふくんだ鮮紅せんこうしょく血液けつえき動脈どうみゃくという。

083. 血液けつえき循環じゅんかんは、はい循環じゅんかんからだ循環じゅんかんとからなる。

084. グルコースの一部いちぶは、グリコーゲンとしてかん細胞さいぼうないたくわえられる、

085. 肝臓かんぞうでは、有害ゆうがいなアンモニアを毒性どくせいひく尿素にょうそつくりかえている。

086. 腎臓じんぞう表面ひょうめん付近ふきんには毛細血管もうさいけっかん球状きゅうじょう密集みっしゅうしたいと球体きゅうたいとこれをかこボーマンのうがある。

087. いと球体きゅうたいとボーマンのうをわせてじん小体こてい(マルピーギ小体こてい)という。

088. いと球体きゅうたいからボーマンのうへろされた液体えきたいはら尿にょうという。

089. じん細管さいかん通過つうかしたはら尿にょうほそ尿にょうかんとおって集合しゅうごうかんおくられる。

090. じん細管さいかんでのナトリウムイオンのさい吸収きゅうしゅうは、副腎ふくじん皮質ひしつから分泌ぶんぴつされるこうしつコルチコイドというホルモンの作用さようによって促進そくしんされる。

091. 生物せいぶつたいには、リンパだまなどによって自己じこ成分せいぶん異物いぶつとを区別くべつして排除はいじょし、体内たいない環境かんきょう維持いじするしくみがある。このしくみを免疫めんえきという。

092. 体内たいない侵入しんにゅうした病原びょうげんたいなどの異物いぶつは、自己じこであると認識にんしきされて排除はいじょされる。このような物質ぶっしつ総称そうしょうして抗原こうげんという。

093. B細胞さいぼうによってつくられ、抗原こうげん特異とくいてき結合けつごうするタンパク質たんぱくしつ抗体こうたいという。

094. 抗体こうたい免疫めんえきグロブリンというタンパク質たんぱくしつによりできている。

095. ある抗体こうたい特定とくてい抗原こうげん結合けつごうすることを抗原こうげん抗体こうたい反応はんのうという。

096. 体内たいない侵入しんにゅうした異物いぶつ認識にんしきして、しょく作用さようによって排除はいじょするしくみを自然しぜん免疫めんえきという。

097. 侵入しんにゅうした異物いぶつ情報じょうほうをリンパだま認識にんしきし、その情報じょうほうにもとづいて、侵入しんにゅうした特定とくてい異物いぶつ排除はいじょするしくみを獲得かくとく免疫めんえき適応てきおう免疫めんえき)という。

098. リンパだまのうち、骨髄こつづいでつくられ、その胸腺きょうせんはいって成熟せいじゅくしたものをT細胞さいぼうという。

099. がん細胞さいぼうやウイルスなどの病原びょうげんたい感染かんせんした細胞さいぼうたいして、リンパだま直接ちょくせつ作用さようして排除はいじょするしくみを細胞さいぼうせい免疫めんえきという。

100. ウイルスや毒物どくぶつなどの抗原こうげんたいして、抗体こうたい結合けつごうさせて排除はいじょするしくみを体液たいえきせい免疫めんえきという。

101. おな抗原こうげん侵入しんにゅうすると、急速きゅうそくつよ免疫めんえき反応はんのうこる。これを、応答おうとうという。

102. 同種どうしゅ動物どうぶつでも、べつ個体こたい皮膚ひふ臓器ぞうき移植いしょくすると、定着ていちゃくしないで脱落だつらくする。これを拒絶きょぜつ反応はんのうという。

103. 免疫めんえき反応はんのう過敏かびんこることで、からだに不都合ふつごうはたらくことを アレルギーという。

104. アレルギーをこす抗原こうげんアレルゲンという。

105. スギなどの花粉かふん抗原こうげんとなってこされるなみだ鼻水はなみずなどのアレルギー症状しょうじょう花粉かふんしょうという。

106. 花粉かふんしょうのアレルギー症状しょうじょうは、ヒスタミンという物質ぶっしつによってこされる。

107. ハチどくによる急激きゅうげき血圧けつあつ低下ていか呼吸こきゅう困難こんなんなど、はげしい症状しょうじょうあらわれるアレルギーをアナフィラキシーという。

108. アナフィラキシーのうち、とく生死せいしにかかわるじゅうあつし症状しょうじょうこす場合ばあいアナフィラキシーショックという。

109. 自己じこ成分せいぶん抗原こうげん認識にんしきして、抗体こうたいやキラーT細胞さいぼう反応はんのうすることによってこる病気びょうき自己じこ免疫めんえきびょうという。

110. エイズは、HIV(ヒト免疫めんえき不全ふぜんウィルス)がヘルパーT細胞さいぼう感染かんせんし、これを破壊はかいすることによって免疫めんえきのはたらきが低下ていかし、健康けんこうなヒトでは発病はつびょうしないさまざまな疾患しっかんしょうじる病気びょうきである。

111. 無毒むどくまたは弱毒じゃくどくした病原びょうげんたい毒素どくそ抗原こうげんとしてあらかじめ接種せっしゅし、体内たいない抗体こうたい免疫めんえき記憶きおく細胞さいぼうをつくらせて病気びょうき予防よぼうする方法ほうほう予防よぼう接種せっしゅという。

112. 予防よぼう接種せっしゅもちいられる抗原こうげんワクチンという。

113. 血清けっせいふくまれる抗体こうたいによって抗原こうげん除去じょきょする方法ほうほう血清けっせい療法りょうほうという。

114. 自律じりつ神経しんけいけいホルモンのはたらきを調節ちょうせつしているのはあいだのう視床ししょう下部かぶである。

115. 自律じりつ神経しんけいには、交感神経こうかんしんけいふく交感神経こうかんしんけいの2種類しゅるいがある。

116. 交感神経こうかんしんけい活発かっぱつすると、活動かつどう抑制よくせいされる。

117. 内分泌腺ないぶんぴつせんから血液けつえきちゅう放出ほうしゅつされたホルモンは、特定とくてい器官きかん標的ひょうてき器官きかん)に作用さようし、まった反応はんのうこさせる。

118. 標的ひょうてき器官きかんには、特定とくていのホルモンを受容じゅようする標的ひょうてき細胞さいぼうがある。

119. せんには内分泌腺ないぶんぴつせんそと分泌ぶんぴつせんがあり、ホルモンは内分泌腺ないぶんぴつせんから分泌ぶんぴつされる。

120. インスリンは、すいぞうランゲルハンスとうのB細胞さいぼうから分泌ぶんぴつされる。

121. アドレナリンは、副腎ふくじん髄質ずいしつから分泌ぶんぴつされる。

122. のう神経しんけい細胞さいぼうがホルモンを分泌ぶんぴつする現象げんしょう神経しんけい分泌ぶんぴつという。

123. ホルモンの調節ちょうせつのように、最終さいしゅうてき分泌ぶんぴつぶつ効果こうかが、まえ段階だんかいもどって作用さようおよぼすことをフィードバックという。

124. ヒトの血液けつえきちゅうふくまれるグルコースは血糖けっとうばれる。

125. 糖尿とうにょうびょうは、血糖けっとうりょうたかくなったまま、正常せいじょうもどらない病気びょうきである。

126. 体温たいおんねつ発生はっせいは、副腎ふくじん髄質ずいしつからアドレナリン分泌ぶんぴつされ、細胞さいぼうでの物質ぶっしつ分解ぶんかい促進そくしんされた場合ばあいにもこる。

127. 体温たいおん上昇じょうしょうすると、ふく交感神経こうかんしんけいによって、心臓しんぞうはくどうすうすくなくなり、流量りゅうりょう減少げんしょうする。

128. 恒温動物こうおんどうぶつは、環境かんきょう変化へんか関係かんけいなく、体温たいおん一定いっていたもたれている。

129. 体温たいおん上昇じょうしょうした場合ばあい放熱ほうねつ促進そくしんするために毛細血管もうさいけっかん拡張かくちょう立毛たちげすじ弛緩しかんこる。また汗腺かんせんからの発汗はっかんさかんになる。

130. すいぞうのランゲルハンスとうのA細胞さいぼうから分泌ぶんぴつされるグルカゴンはグリコーゲンの分解ぶんかい促進そくしんし、血糖けっとうりょう増加ぞうかさせる。

131. 生物せいぶつかこ環境かんきょうのうち、ひかりみず温度おんどなどのように生物せいぶつ生活せいかつ影響えいきょうあたえるものを環境かんきょう要因よういんという。

132. 地域ちいきごとにその環境かんきょう適応てきおうした植物しょくぶつ動物どうぶつ菌類きんるい細菌さいきんるいとうは、たがいに関係かんけいをもちながら特徴とくちょうのある集団しゅうだん形成けいせいしている。このような集団しゅうだんバイオーム生物せいぶつぐんけい)という。

133. 温帯おんたいなかで、比較的ひかくてきあたたかい地域ちいきだん温帯おんたいばれ、照葉樹しょうようじゅりんがみられる。

134. 冷温れいおんたいではふゆ落葉らくようすることでさむさに適応てきおうしたなつみどり樹林じゅりんがみられる。

135. 降水こうすいりょう十分じゅうぶんにある日本にっぽんでは、バイオームの分布ぶんぷめるおもな限定げんてい要因よういん温度おんどである。

136. ある地域ちいき生育せいいくする植物しょくぶつあつまりを植生しょくせいという。

137. 森林しんりん草原そうげんなど、植生しょくせい外観がいかんそうかんという。

138. 植生しょくせい構成こうせいする植物しょくぶつのうち、量的りょうてき割合わりあいたかたねを、その植生しょくせいゆううらないしゅという。

139. 森林しんりんでは構成こうせいする植物しょくぶつたかさによって高木たかぎそう亜高木あこうぼくそう低木ていぼくそうなどの階層かいそう構造こうぞうがみられる。

140. 高木たかぎそう樹木じゅもくしげっている部分ぶぶんがつながりあって森林しんりんそと表面ひょうめんおおっている場合ばあい、これを林冠りんかんという。

141. 光合成こうごうせい速度そくど呼吸こきゅう速度そくどひとしくなるときのひかりつよさをひかり補償ほしょうてんという。

142. それ以上いじょうひかりつよくしても光合成こうごうせい速度そくど変化へんかしなくなるひかりつよさをひかり飽和ほうわてんという。

143. ひかり補償ほしょうてんひかり飽和ほうわてんがともにひくく、日陰ひかげ環境かんきょう生育せいいくする植物しょくぶつかげせい植物しょくぶつという。

144. ひかり補償ほしょうてんひかり飽和ほうわてんがともにたかく、日当ひあたりのよい環境かんきょう生育せいいくする植物しょくぶつせい植物しょくぶつという。

145. ひかり補償ほしょうてんひかり飽和ほうわてんたかく、じゃくひかりそだちにくい樹木じゅもくは、じゅばれる。

146. 芽生めばえやよう時期じきに、かげせい植物しょくぶつ光合成こうごうせい特徴とくちょうしめ樹木じゅもくは、かげじゅばれる。

147. 日当ひあたりのよい場所ばしょにつくという。

148. 日当ひあたりのわる場所ばしょにつくかげという。

149. 光合成こうごうせいおこな水中すいちゅう植物しょくぶつなどが生育せいいくできる下限かげん深度しんど補償ほしょう深度しんどぶ。

150. 植生しょくせい時間じかんとともにしだいに変化へんかしていく現象げんしょう遷移せんいという。

151. 植物しょくぶつ生育せいいくしておらず、土壌どじょう形成けいせいされていない場所ばしょからはじまる遷移せんいいち遷移せんいという。

152. いち遷移せんいのうち、陸上りくじょうはじまる遷移せんい乾性かんせい遷移せんいという。

153. かげ樹林じゅりんではかげじゅよう生育せいいくし、やがて成木なりきわるため構成こうせいしゅおおきな変化へんかがみられない。この状態じょうたいきょくしょう(クライマックス)という。

154. きょくしょう森林しんりんきょくしょうりんという。

155. 遷移せんい初期しょき段階だんかい進入しんにゅうする植物しょくぶつ先駆せんく植物しょくぶつ(パイオニア植物しょくぶつ)という。

156. 林冠りんかん途切とぎれ、林内りんないひかり場所ばしょギャップという。

157. 湖沼こしょうなどからはじまり、陸上りくじょう植生しょくせい変化へんかするいち遷移せんい湿性しっせい遷移せんいという。

158. 伐採ばっさいやま火事かじなどによって森林しんりん破壊はかいされたり、耕作こうさく放棄ほうきされたりした場所ばしょられる遷移せんい遷移せんいという。

159. 世界せかいのバイオームは森林しんりん草原そうげん荒原こうげん大別たいべつされる。

160. 熱帯ねったい地域ちいきで、乾燥かんそうのため森林しんりん形成けいせいされずに草原そうげんとなる場所ばしょサバンナという。

161. 温帯おんたい地域ちいきふゆさむさがきびしく、降水こうすいりょうすくない大陸たいりく内陸ないりくでは温帯おんたい草原そうげんステップひろがる。

162. 熱帯ねったい温帯おんたいで、とし降水こうすいりょうが200mmにたっしない地域ちいきには、砂漠さばくひろがっている。

163. 熱帯ねったい亜熱帯あねったい雨季うき乾季かんきがはっきりしている地域ちいきでは、乾季かんき落葉らくようすることで乾燥かんそう適応てきおうした落葉らくよう広葉樹こうようじゅ生育せいいくするあめ緑樹りょくじゅりん分布ぶんぷする。

164. 温帯おんたいのうち、ふゆ比較的ひかくてき温暖おんだん降水こうすいりょうおおく、なつあつくて乾燥かんそうはげしい地域ちいきにはかた樹林じゅりん分布ぶんぷする。

165. 平均へいきん気温きおんが-5℃以下いかとなる地域ちいきでは、森林しんりんられなくなり、ツンドラひろがっている。

166. 気候きこう水平すいへい方向ほうこう変化へんか対応たいおうしたバイオームの分布ぶんぷ水平すいへい分布ぶんぷぶ。

167. 標高ひょうこうちがいにともな気温きおん変化へんか沿った、垂直すいちょく方向ほうこうのバイオームの分布ぶんぷ垂直すいちょく分布ぶんぷという。

168. 陸上りくじょう植物しょくぶつ垂直すいちょく分布ぶんぷは、高度こうどひくほうから、丘陵きゅうりょうたい山地さんちたい高山こうざんたい高山たかやまたいけられる。

169. 高山こうざんたい上限じょうげんには、高木たかぎ森林しんりんられなくなる森林しんりん限界げんかいがある。

170. 水平すいへい分布ぶんぷにおけるてい緯度いど地方ちほうから高緯度こういど地方ちほうへのバイオームのうつわりは、垂直すいちょく分布ぶんぷにおける丘陵きゅうりょうたいから高山たかやまたいへの変化へんかとよくている。

171. 生物せいぶつ温度おんどひかりみず大気たいき土壌どじょうなどを生物せいぶつてき環境かんきょうという。

172. 生物せいぶつ生物せいぶつてき環境かんきょう物質ぶっしつ循環じゅんかん観点かんてんからひとつのまとまりとしてとらえたものを生態せいたいけいという。

173. 光合成こうごうせいおこな植物しょくぶつなど、無機物むきぶつから有機物ゆうきぶつをつくる生物せいぶつ生産せいさんしゃという。

174. 外界がいかいから有機物ゆうきぶつれ、それを利用りようして生活せいかつしている生物せいぶつ消費しょうひしゃという。

175. 生態せいたいけい構成こうせいする生物せいぶつのうち、有機物ゆうきぶつ無機物むきぶつ分解ぶんかいする過程かていかかわる生物せいぶつ分解ぶんかいしゃという。

176. 生物せいぶつてき環境かんきょうから生物せいぶつへのはたらきかけを作用さようという。

177. 生物せいぶつから生物せいぶつ環境かんきょうへのはたらきかけを環境かんきょう形成けいせい作用さよう反作用はんさよう)という。

178. しょくしゃ捕食ほしょくしゃ連続れんぞくてきにつながっていることを食物しょくもつ連鎖れんさという。

179. 生物せいぶつ遺骸いがいなどからはじまる食物しょくもつ連鎖れんさ腐食ふしょく連鎖れんさという。

180. 実際じっさい生態せいたいけいでは、食物しょくもつ連鎖れんさ直線ちょくせんてきなつながりではなく、相互そうごにつながった複雑ふくざつ網目あみめじょう関係かんけいになっている。このつながりを食物しょくもつもうという。

181. 生態せいたいけいないほか生物せいぶつ生活せいかつおおきな影響えいきょうあたえており、生態せいたいけいのバランスをたもつのに重要じゅうよう役割やくわりたしている生物せいぶつキーストーンたねという。

182. 生態せいたいけいにおける生産せいさんしゃ出発しゅっぱつてんとする食物しょくもつ連鎖れんさかく段階だんかい栄養えいよう段階だんかいという。

183. 生物せいぶつ個体こたいすう現存げんそんりょうを、生産せいさんしゃから栄養えいよう段階だんかいじゅんかさねると、先端せんたんにいくにつれてほそくなるピラミッドがたになる。これを生態せいたいピラミッドという。

184. 大気たいきちゅう窒素ちっそ体内たいないれ、これをアンモニウムイオンにえるはたらきを窒素ちっそ固定こていという。

185. 窒素ちっそ固定こていおこなうことのできる生物せいぶつには、窒素ちっそ固定こてい細菌さいきんばれる細菌さいきんるいと、シアノバクテリアがある。

186. 窒素ちっそ固定こてい細菌さいきんにはダイズなどの植物しょくぶつ共生きょうせいする根粒こんりゅうきんや、ネンジュモなどのシアノバクテリアなどがある。

187. アンモニウムイオンを土壌どじょうちゅう硝酸しょうさんきん硝酸しょうさんきんはたらきによって硝酸しょうさんイオンにえるはたらきを硝化しょうかという。

188. 硝化しょうか関係かんけいする硝酸しょうさんきん硝酸しょうさんきん硝化しょうかきんという。

189. 大気たいきちゅう窒素ちっそ酸化さんかぶつ硫黄いおう酸化さんかぶつは、みず酸素さんそ反応はんのうして硝酸しょうさん硫酸りゅうさんわることがある。これらがけた通常つうじょうよりもつよ酸性さんせいしめあめ酸性さんせいという。

190. 大気たいきちゅう二酸化炭素にさんかたんそやメタン、フロンは地表ちひょうから放射ほうしゃされる赤外線せきがいせん吸収きゅうしゅうし、その一部いちぶ地表ちひょうさい放射ほうしゃして地表ちひょう大気たいき温度おんど上昇じょうしょうさせる。このようなはたらきを温室おんしつ効果こうかという。

191. 温室おんしつ効果こうかをもたらす気体きたい温室おんしつ効果こうかガスという。

192. 大気たいきちゅう温室おんしつ効果こうかガスである二酸化炭素にさんかたんそ濃度のうど上昇じょうしょうは、地球ちきゅう温暖おんだん原因げんいんかんがえられている。

193. みずうみうみなどにおいて、窒素ちっそやリンなどの無機物むきぶつ蓄積ちくせきして濃度のうどたかくなる現象げんしょうとみ栄養えいようという。

194. 窒素ちっそやリンをふく無機物むきぶつ栄養分えいようぶんとする植物しょくぶつプランクトンが異常いじょう増殖ぞうしょくすることで、水面すいめん赤褐色せきかっしょくになる赤潮あかしお発生はっせいする。

195. かわうみなが汚濁おだく物質ぶっしつりょうすくないうちは、どろいわなどへの吸着きゅうちゃく沈殿ちんでん多量たりょうみずによる希釈きしゃく微生物びせいぶつによる有機物ゆうきぶつ無機物むきぶつへの分解ぶんかいなどによって、水中すいちゅう汚濁おだく物質ぶっしつりょう減少げんしょうする。この作用さよう自然しぜん浄化じょうかという。

196. 生物せいぶつまれた物質ぶっしつが、体内たいないこう濃度のうど蓄積ちくせきされる現象げんしょう生物せいぶつ濃縮のうしゅくという。

197. 人間にんげん活動かつどうによって本来ほんらい生息せいそく場所ばしょからべつ場所ばしょまれ、その場所ばしょいている生物せいぶつ外来がいらい生物せいぶつという。

198. 移入いにゅうさき生態せいたいけいおおきな影響えいきょうあたえたり、人間にんげん生活せいかつ影響えいきょうあたえたりする外来がいらい生物せいぶつを、とく侵略しんりゃくてき外来がいらい生物せいぶつという。

199. 生息せいそく環境かんきょう変化へんかなど、さまざまな原因げんいんによって絶滅ぜつめつおそれのある生物せいぶつ絶滅ぜつめつ危惧きぐしゅという。

200. 絶滅ぜつめつおそれがある生物せいぶつについて、その危険きけんせいたかさを判定はんていして分類ぶんるいしたものをレッドリストといい、このリストにもとづき分布ぶんぷ生息せいそくじょうきょうとう具体ぐたいてきにまとめたものをレッドデータブックという。

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