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생물

EJU생물 주요지문 5. 생물의 환경응답 生物の環境応答

by 솔 바람 소리 2021. 4. 15.

생물의 환경응답 生物の環境応答


001. 植物しょくぶつ形態けいたい形成けいせい生理せいりてき状態じょうたいは、植物しょくぶつ体内たいない特定とくてい部位ぶい合成ごうせいされる植物しょくぶつホルモン総称そうしょうされる一群いちぐん物質ぶっしつによって調節ちょうせつされている。

002. 植物しょくぶつは、ひかり受容じゅようたいばれる物質ぶっしつ数種類すうしゅるいもっており、ひかり敏感びんかん反応はんのうする。

003. ひかりによって植物しょくぶつ発生はっせい分化ぶんか過程かてい調節ちょうせつされる現象げんしょうは、ひかり形態けいたい形成けいせいばれる。

004. 休眠きゅうみんでは、アブシシンさんばれる植物しょくぶつモルモンが重要じゅうよう役割やくわりたしている。

005. オオムギやイネなどの種子しゅしでは、みず温度おんど酸素さんそなどの条件じょうけん発芽はつがてきするようになると、はいジベレリンばれる植物しょくぶつホルモンが合成ごうせいされる。

006. 種子しゅしには、発芽はつが条件じょうけんとして、水分すいぶん温度おんど酸素さんそ以外いがいひかり必要ひつようとするものがある。このような種子しゅしは、ひかり発芽はつが種子しゅしばれる。

007. ひかり発芽はつが抑制よくせいする種子しゅしは、くら発芽はつが種子しゅしばれる。

008. ひかり発芽はつが種子しゅし発芽はつがには、ひかり受容じゅようたいひとつであるフィトクロムかかわっている。

009. 植物しょくぶつ刺激しげき方向ほうこうたいして一定いってい方向ほうこう屈曲くっきょくする性質せいしつを、屈性くっせいという。

010. 植物しょくぶつ刺激しげき方向ほうこうとは無関係むかんけい一定いってい方向ほうこう屈曲くっきょくする性質せいしつを、かたぶけせいという。

011. くきひかり屈性くっせいにおいて、ひかりたるがわたらないがわとでくき成長せいちょう速度そくど調節ちょうせつしているのは、オーキシンばれる植物しょくぶつホルモンである。

012. オーキシンは、ようさやくきでは先端せんたん合成ごうせいされ、ようさや先端せんたんから基部きぶがわへと移動いどうする。このような現象げんしょう極性きょくせい移動いどうという。

013. 細胞さいぼうないへのオーキシンのには、輸送ゆそうタンパク質たんぱくしつであるAUえーゆーXタンパク質たんぱくしつはたらきと拡散かくさん関与かんよしている。

014. 細胞さいぼうないからのオーキシンの排出はいしゅつには、輸送ゆそうタンパク質たんぱくしつであるPINタンパク質たんぱくしつはたらきが関与かんよしており、基部きぶがわにPINタンパク質たんぱくしつ局在きょくざいするため極性きょくせい移動いどうこるとかんがえられている。

015. ひかり屈性くっせいにおいて、ひかり方向ほうこう認識にんしきしてせいひかり屈性くっせいしょうじさせるひかり受容じゅようたいは、フォトトロピンばれる色素しきそタンパク質たんぱくしつである。

016. 色素しきそタンパク質たんぱくしつフォトトロピンは、可視かし光線こうせんのうちあおいろこうのみを受容じゅようする。

017. 重力じゅうりょく刺激しげきは、くき内皮ないひ細胞さいぼうかんむりのコルメラ細胞さいぼうないにあるアミロプラスト移動いどうによって感知かんちされる。

018. 植物しょくぶつでは、くきいただきいただき成長せいちょうしているときには、下部かぶにあるがわ成長せいちょう抑制よくせいされることがおおい。この現象げんしょういただき優勢ゆうせいばれる。

019. いただき優勢ゆうせいには、オーキシンと、サイトカイニン総称そうしょうされる植物しょくぶつホルモンとが関与かんよしている。

020. オーキシンが細胞さいぼうかべ酸性さんせいするとセルロースのつながりをゆるめる酵素こうそ活性かっせいされる。その結果けっか細胞さいぼうかべがやわらかくなり、細胞さいぼう給水きゅうすいによって体積たいせき増加ぞうかして成長せいちょうするとかんがえられる。このかんがかたは、さん成長せいちょうせつばれる。

021. 植物しょくぶつ組織そしき一部いちぶし、生育せいいく必要ひつよう各種かくしゅ栄養分えいようぶんくわえてインドール酢酸さくさんなどをふく培地ばいちそだてると、植物しょくぶつ細胞さいぼうだつ分化ぶんかして、カルスばれる分化ぶんか細胞さいぼうかたまり形成けいせいする。

022. くき先端せんたん分裂ぶんれつ組織そしき成長せいちょうてん)をもちいる組織そしき培養ばいようは、成長せいちょうてん培養ばいようばれる。

023. 生物せいぶつが、昼間ひるま夜間やかんながさの影響えいきょうけて反応はんのうする性質せいしつを、ひかりしゅうせいという。

024. 日長ひなが一定いってい以上いじょうになると花芽かが形成けいせいする植物しょくぶつ長日ちょうじつ植物しょくぶつという。

025. 日長ひなが一定いってい以下いかになると花芽かが形成けいせいする植物しょくぶつたん植物しょくぶつという。

026. 花芽かが形成けいせい日長ひなが関与かんよしない植物しょくぶつは、中性ちゅうせい植物しょくぶつばれる。

027. 花芽かが形成けいせいこりはじめる連続れんぞくくらながさを、限界げんかいくらという。

028. 植物しょくぶつ花芽かが形成けいせいでは、合成ごうせいされるフロリゲンばれるタンパク質たんぱくしつが、くきいただき分裂ぶんれつ組織そしき移動いどうして花芽かが分化ぶんか促進そくしんしているとかんがえられている。

029. 体内たいないそなわった計時けいじ機構きこう生物せいぶつ時計とけいといい、生物せいぶつ時計とけい依存いぞんしてきるほぼ1にち周期しゅうきリズムをがいリズムという。

030. 一定いってい期間きかん低温ていおんによって花芽かが形成けいせい誘導ゆうどうされる現象げんしょうを、はるという。

031. 果実かじつ成熟せいじゅくは、気体きたい植物しょくぶつホルモンであるエチレンによって促進そくしんされる。

032. 植物しょくぶつ落葉らくよう落果らっかは、葉柄ようへいはてがら基部きぶ形成けいせいされるはなれそうばれる特殊とくしゅ細胞さいぼうそうきる。

033. 表皮ひょうひやクチクラそうふせぎきれなかった病原びょうげんたい植物しょくぶつ体内たいない侵入しんにゅうすると、病原びょうげんたい構成こうせい成分せいぶん細胞さいぼうまくにある受容じゅようたい受容じゅようされ、ファイトアレキシンばれる抗菌こうきん物質ぶっしつ合成ごうせい誘導ゆうどうされる。

034. 昆虫こんちゅうによって食害しょくがいけたトマトのは、ポリペプチドでできたシステミンばれる植物しょくぶつホルモンをつくる。

035. システミンは、食害しょくがい情報じょうほう伝達でんたつ物質ぶっしつとしてはたらジャスモンさんばれる植物しょくぶつホルモンの合成ごうせい誘導ゆうどうする。

036. 植物しょくぶつホルモンであるブラシノステロイドは、細胞さいぼうたて方向ほうこうへの成長せいちょう関与かんよしている。

037. ひかり受容じゅようたいであるクリプトクロムは、青色あおいろこう受容じゅようし、くき伸長しんちょう抑制よくせいとしてはたらく。

038. ブドウのはなジベレリン水溶液すいようえきひたすと、受粉じゅふんしなくても子房しぼう成長せいちょうし、種子しゅしなしブドウができる。

039. あな細胞さいぼう細胞さいぼうかべは、うちがわ気孔きこうがわ)があつい。

040. 陸上りくじょう植物しょくぶつたねのおよそ9わりは、きんきんばれる菌類きんるい共生きょうせいさせている。

041. ひかりおと重力じゅうりょく化学かがく物質ぶっしつなどのさまざまな刺激しげき受容じゅようする動物どうぶつ器官きかん受容じゅようという。

042. 神経しんけいによって、中枢ちゅうすう神経しんけいけいから筋肉きんにくなどの効果こうかうつわへと情報じょうほうつたえられ、刺激しげきたいする反応はんのうしょうじる。

043. 受容じゅよう受容じゅようすることができる刺激しげき種類しゅるいてき刺激しげきという。

044. は、可視かし光線こうせん受容じゅようである。

045. 眼球がんきゅう前部ぜんぶにある角膜かくまく水晶すいしょうたいひかり屈折くっせつさせて網膜もうまくうえぞうむすばせる。

046. 網膜もうまくには感覚かんかく細胞さいぼうとしてきりたい細胞さいぼうと桿体細胞さいぼうの2種類しゅるい細胞さいぼうがある。

047. 網膜もうまく分布ぶんぷする視神経ししんけい組織そしきあつまってたばとなって眼球がんきゅうがいつうじている部分ぶぶんめくらまだらという。

048. きりたい細胞さいぼうには、あおきりたい細胞さいぼうみどりきりたい細胞さいぼうあかきりたい細胞さいぼうがあり、それぞれことなるフォトプシンばれる物質ぶっしつふくむ。

049. きりたい細胞さいぼう網膜もうまく中央ちゅうおうおお分布ぶんぷし、まだらにはとくおお分布ぶんぷしている。

050. 桿体細胞さいぼうにはロドプシンばれる物質ぶっしつがある。

051. くらいところからきゅうあかるいところへると、最初さいしょはまぶしいが、しばらくするとまぶしくなくなり、えるようになる。このような現象げんしょうあかり順応じゅんのうという。

052. あかるいところからくらいところにはいると、最初さいしょはものがよくえないが、しばらくするとえるようになる。このような現象げんしょうくら順応じゅんのうという。

053. はいひかりりょうは、虹彩こうさいにある筋肉きんにくはたらきによって瞳孔どうこうおおきさをえることで調節ちょうせつされている。

054. には、物体ぶったいまでの距離きょりおうじて水晶すいしょうたいあつさをえて、遠近えんきん調節ちょうせつするしくみがある。

055. ヒトのみみは、外耳がいじ中耳ちゅうじ内耳ないじからなる。

056. 音波おんぱ刺激しげき受容じゅようする細胞さいぼう内耳ないじにある。

057. 音波おんぱは、外耳がいじ耳殻じかくによってあつめられ、外耳がいじどうとおって鼓膜こまくたっし、これを振動しんどうさせる。

058. からだが回転かいてんしたり、かたむいたりすることによってしょうじる感覚かんかく平衡へいこうさとしという。

059. からだの回転かいてん方向ほうこうかたむきを受容じゅようする感覚かんかく細胞さいぼうは、それぞれ内耳ないじはんぶんまわしかん前庭ぜんていになる。

060. 体勢たいせいうごきなどの個体こたい自体じたい状態じょうたい刺激しげきとして感知かんちする受容じゅようを、とく自己じこ受容じゅようという。

061. ヒトは、空気くうきちゅう化学かがく物質ぶっしつはな細胞さいぼう受容じゅようする。

062. 液体えきたいちゅう化学かがく物質ぶっしつしたあじ細胞さいぼう受容じゅようする。

063. ヒトの皮膚ひふ表面ひょうめんには、痛点つうてんひやてんあつてんぬるてん分布ぶんぷしている。

064. 神経しんけい細胞さいぼう(ニューロン)と、それをかこむグリア細胞さいぼうなどによって構成こうせいされている器官きかんけい神経しんけいけいという。

065. ヒトの神経しんけいけいには、中枢ちゅうすうとしてはたらのう脊髄せきずいがあり、これを中枢ちゅうすう神経しんけいけいという。

066. からだの各部かくぶ中枢ちゅうすう神経しんけいけいをつなぐ神経しんけいけい末梢まっしょう神経しんけいけいという。

067. 末梢まっしょう神経しんけいけいは、機能きのうによってからだせい神経しんけいけい自律じりつ神経しんけいけいけられる。

068. からだせい神経しんけいけいには、感覚かんかく神経しんけい運動うんどう神経しんけいがある。

069. 自律じりつ神経しんけいけいには、交感神経こうかんしんけいふく交感神経こうかんしんけいがある。

070. ニューロンは、感覚かんかくニューロン、運動うんどうニューロン、介在かいざいニューロンのみっつに大別たいべつされる。

071. ニューロンは、かくのある細胞さいぼうたい多数たすう突起とっきとからできている。

072. ニューロンのみじか多数たすう突起とっきは、じょう突起とっきばれる

073. ニューロンの細長ほそながびた突起とっきは、じくさく神経しんけい繊維せんい)とばれる。

074. じくさくには、シュワン細胞さいぼういてできた神経しんけいさやをもつものがある。

075. 脊椎動物せきついどうぶつにみられるじくさくおおくは、オリゴデンドロサイトやシュワン細胞さいぼうなんじゅうにもいてできたずいさやばれる構造こうぞうによってかこまれている。

076. ずいさやをもつ神経しんけい繊維せんいは、ゆうずい神経しんけい繊維せんいばれる。

077. ずいさやたない神経しんけい繊維せんいは、ずい神経しんけい繊維せんいばれる。

078. ゆうずい神経しんけい繊維せんいには、0.3~2.0mmごとにやく0.001mmはばずいさや存在そんざいしないランビエしぼばれるくびれが存在そんざいする。

079. 細胞さいぼうまくへだてた電位差でんいさまく電位でんいという。

080. 細胞さいぼう刺激しげきされていないとき(静止せいし状態じょうたい)のまく電位でんい静止せいし電位でんいという。

081. ニューロンが刺激しげきされて一定いっていおおきさのだつ分極ぶんきょくこると、その影響えいきょう瞬間しゅんかんてきまく電位でんい変化へんかする。このようなまく電位でんい変化へんか活動かつどう電位でんいという。

082. 活動かつどう電位でんいしょうじることを興奮こうふんという。

083. 活動かつどう電位でんいしょうじるのに必要ひつよう最小限さいしょうげん刺激しげきつよさを閾値という。

084. じくさく活動かつどう電位でんいしょうじると、静止せいし状態じょうたいにある周辺しゅうへんとのあいだ電位差でんいさしょうじる。この電位差でんいさによって、周辺しゅうへん興奮こうふんとのあいだ微弱びじゃく電流でんりゅうながれる。これを局所きょくしょ電流でんりゅうという。

085. じくさく興奮こうふんつたわっていくことを、興奮こうふん伝導でんどうという。

086. ニューロンが活動かつどう電位でんい発生はっせいできない時期じき発生はっせいしにくい時期じきを、あわせておうという。

087. 興奮こうふんはランビエしぼあいだ跳躍ちょうやくするようにつたわる。このような興奮こうふんつたわりかた跳躍ちょうやく伝導でんどうという。

088. ニューロンにしょうじるか活動かつどう電位でんいは、閾値以上いじょう刺激しげきはじめてしょうじ、それ以上いじょうつよさの刺激しげきあたえてもおおきくならない。このような性質せいしつちょんかの法則ほうそくという。

089. じくさく末端まったん神経しんけい終末しゅうまつ)は、のニューロンや筋肉きんにくなどの効果こうかと20~50nmの隙間すきまをおいて接続せつぞくしている。この接続せつぞく部分ぶぶんシナプスという。

090. じくさく末端まったん隙間すきまシナプス間隔かんかくばれる。

091. シナプスをかいして、情報じょうほうおくがわ細胞さいぼうシナプスまえ細胞さいぼうがわ細胞さいぼうをシナプス細胞さいぼうという。

092. シナプスぜん細胞さいぼう神経しんけい終末しゅうまつには、神経しんけい伝達でんたつ物質ぶっしつばれる化学かがく物質ぶっしつふくシナプスしょう存在そんざいする。

093. シナプス細胞さいぼう神経しんけい伝達でんたつ物質ぶっしつ受容じゅようし、まく電位でんい変化へんかすることで、興奮こうふんつたわる。これを興奮こうふん伝達でんたつという。

094. シナプス細胞さいぼうで、神経しんけい伝達でんたつ物質ぶっしつ受容じゅようしてナトリウムチャンネルがひらくと、細胞さいぼうないにNa流入りゅうにゅうしてだつ分極ぶんきょくせい電位でんい変化へんかしょうじる。この電位でんい変化へんかは、興奮こうふんせいシナプス電位でんい(EPSP)とばれる。これが閾値をえると活動かつどう電位でんい発生はっせいする。

095. シナプス細胞さいぼうで、神経しんけい伝達でんたつ物質ぶっしつ受容じゅようしてClとおすイオンチャンネルがひらくと、細胞さいぼうないにCl流入りゅうにゅうして分極ぶんきょくせい電位でんい変化へんかしょうじる。この電位でんい変化へんかは、抑制よくせいせいシナプス電位でんい(IPSP)とばれる。

096. ひとつのニューロンが複数ふくすうのニューロンから同時どうじ刺激しげきけた場合ばあい、それらの刺激しげきによるまく電位でんい変化へんか加算かさんされる。このような加算かさん空間くうかんてき加重かじゅうという。

097. 単一たんいつのニューロンから短時間たんじかんかえ刺激しげきけた場合ばあいでも、その刺激しげきによるまく電位でんい変化へんか加算かさんされる。このような加算かさん時間じかんてき加重かじゅうという。

098. 脊椎動物せきついどうぶつのうは、大脳だいのうあいだのうちゅうのう小脳しょうのうはし延髄えんずい部分ぶぶんかれている。

099. 大脳だいのうは、左右さゆう半球はんきゅうかれており、それらはのうはりばれる神経しんけい繊維せんいふとたばでつながれている。

100. 大脳だいのう外側そとがわ大脳皮質だいのうひしつはいしろしつ)、内側うちがわ大脳だいのう髄質ずいしつはくただし)とばれている。

101. ヒトの大脳皮質だいのうひしつは、大脳だいのう表面ひょうめん大半たいはんめるしん皮質ひしつと、あいだのうちかくにある皮質ひしつおよび原皮げんぴしつなどをふくあたりえん皮質ひしつとからなる。

102. ヒトは、指先ゆびさきなどにあついものがれたとき、無意識むいしきのうちにすばやくめる。これをこごめすじ反射はんしゃという。

103. ひざ関節かんせつのすぐ部分ぶぶんかるくたたくと、おもわずあしまえがる。これをひざぶたけん反射はんしゃという。

104. 興奮こうふん大脳だいのうつたわるまえに、あしうごかす筋肉きんにく興奮こうふんつたわることでしょうじる反応はんのう反射はんしゃという。

105. 反射はんしゃこるとき興奮こうふんつたわる経路けいろ反射はんしゃゆみという。

106. ほん運動うんどうニューロンは途中とちゅうじくさく分岐ぶんきし、複数ふくすう筋繊維きんせんいとシナプスを形成けいせいしている。このように1ほん運動うんどうニューロンとこれが支配しはいするすべてのすじ線維せんい運動うんどう単位たんいという。

107. 運動うんどうニューロンの神経しんけい終末しゅうまつ筋繊維きんせんいがシナプスを形成けいせいしている部分ぶぶんは、とくおわりばんばれる。

108. 骨格こっかくすじは、筋繊維きんせんいばれる多核たかく細長ほそなが細胞さいぼう多数たすうあつまったもので、両側りょうがわにはけんがあり、ほね連絡れんらくしている。

109. 筋繊維きんせんいなかには多数たすう細長ほそながすじげん繊維せんいたばになってまっている。

110. すじげん繊維せんいは、内部ないぶにCa2+たくわえたふくろじょうすじしょう胞体つつまれている。

111. すじげん繊維せんいは、あかるくえるあかりたいくらえるくらたいとが交互こうご配列はいれつしている。

112. あかりたいくらたいしま模様もようから骨格こっかくすじよこもんすじばれる。

113. すじげん繊維せんいは、ほそアクチンフィラメントふといミオシンフィラメントからなる。

114. あかりたい中央ちゅうおうにはまくばれる仕切しきりがあり、この左右さゆうにアクチンフィラメントが結合けつごうしている。

115. まくとZまく仕切しきられたあいだサルコメアすじぶし)という。

116. すじ収縮しゅうしゅくしょうじるときには、ミオシンフィラメントのあいだにアクチンフィラメントがすべみ、サルコメアのながさがみじかくなる。これをすべせつという。

117. アクチンフィラメントは、アクチンのほか、トロポニンとトロポミオシンとばれるタンパク質たんぱくしつからできている。

118. すじ収縮しゅうしゅく消費しょうひされたATPは、筋繊維きんせんいないふくまれるクレアチンリンさんばれる物質ぶっしつからADPにリンさんわたしされることでさい合成ごうせいされる。

119. 骨格こっかくすじにつながった神経しんけいに、電気でんき刺激しげきを1かいあたえることでしょうじる単一たんいつ収縮しゅうしゅくたん収縮しゅうしゅくという。

120. 電気でんき刺激しげきみじか間隔かんかく連続れんぞくてきあたえると、たん収縮しゅうしゅくこした筋肉きんにく弛緩しかん完了かんりょうするまえに、べつ収縮しゅうしゅくしょうじる。これが短時間たんじかんかえされると、筋肉きんにく持続じぞくてきになめらかなつよ収縮しゅうしゅくおこなう。この収縮しゅうしゅくつよちぢみという。

121. 動物どうぶつ行動こうどうのうち、特定とくてい刺激しげきたいする定型ていけいてき行動こうどうは、生得しょうとくてき行動こうどうばれる。

122. 動物どうぶつ行動こうどうのうち、経験けいけん学習がくしゅうによってしょうじる行動こうどうは、習得しゅうとくてき行動こうどうばれる。

123. イトヨの生殖せいしょく行動こうどうのように、ある刺激しげきたいしてこる特定とくていまった行動こうどう固定こていてき動作どうさパターンという。

124. 動物どうぶつは、外界がいかいからけるさまざまな刺激しげきもちいて、自分じぶんのからだを特定とくてい方向ほうこうける定位ていいおこなう。

125. 昼間ひるまわたりをするとりは、太陽たいよう位置いち基準きじゅんにして方向ほうこうるしくみをもつ。このしくみを太陽たいようコンパスという。

126. 動物どうぶつが、ひかり重力じゅうりょく化学かがく物質ぶっしつなど環境かんきょうからける刺激しげきたいして一定いってい方向ほうこう移動いどうする行動こうどうはしせいという。

127. バッタの飛翔ひしょうのように、特定とくていのリズミカルな運動うんどうパターンをしょうじさせる神経しんけい経路けいろは、中枢ちゅうすうパターン発生はっせい(CPG)とばれる。

128. 動物どうぶつは、外部がいぶ情報じょうほうみ、その情報じょうほうおうじた行動こうどうをとるようになる。このような行動こうどう変化へんか学習がくしゅうという。

129. 動物どうぶつは、がいのない刺激しげきがくりかえされると、その刺激しげきたいして反応はんのうしなくなる。これは、ばれる学習がくしゅうである。

130. 動物どうぶつは、有害ゆうがい刺激しげきけたとき、べつよわ刺激しげきたいしても防御ぼうぎょ反応はんのう過敏かびんあらわれることがある。これを鋭敏えいびんという。

131. シナプスの伝達でんたつ効率こうりつ変化へんかすることをシナプス可塑かそせいという。

132. アヒルなどのヒナは、ふあいだもない時期じきうご物体ぶったい愛着あいちゃく形成けいせいいとぐちして追従ついしょうする。このように発育はついく初期しょきかぎられた時期じき行動こうどう対象たいしょう記憶きおくする学習がくしゅう(インプリンティング)という。

133. キンカチョウのゆう生育せいいく過程かてい特定とくてい時期じきに「さえずり」を学習がくしゅうする。このように、ある現象げんしょう反応はんのうこるかこらないかがまる時期じき臨界りんかいという。

134. ネズミなどの哺乳類ほにゅうるいは、おな迷路めいろかえ経験けいけんするうちに、短時間たんじかんでゴールに到着とうちゃくするようになる。このような学習がくしゅうのしかたを試行錯誤しこうさくごという。

135. ヒトやチンパンジーは、経験けいけん事態じたい遭遇そうぐうしても、蓄積ちくせきした過去かこ経験けいけんから思考しこう推理すいりはたらかせて結果けっか予見よけんし、すみやかに適切てきせつ行動こうどうをとることができる。これを知能ちのう行動こうどうという。

136. 特定とくてい刺激しげきがねになって生得しょうとくてき行動こうどうこる場合ばあい、そのがねとなる刺激しげきかぎ刺激しげきという。

137. 中枢ちゅうすう神経しんけいけいでは、個々ここのニューロンがおおくのシナプスを形成けいせいし、複雑ふくざつなネットワークを形成けいせいしている。このネットワークは、神経しんけい回路かいろばれる。

138. 神経しんけいすじ標本ひょうほん神経しんけい刺激しげきあたえて、筋肉きんにく収縮しゅうしゅくのようすを記録きろくする装置そうちキモグラフという。

139. 体外たいがい放出ほうしゅつされ、それを感知かんちした同種どうしゅ個体こたい特有とくゆう行動こうどうこす物質ぶっしつフェロモンという。

140. はなみつ花粉かふんかえったミツバチは、8のダンスおこなって、はなのある方向ほうこうとその距離きょりつたえる。



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